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【市況】下ひげ消滅でボトムを見失いやすく/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 1日のNY市場は下落。中国の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)が3年ぶりの低水準となり、アジアや欧州の主要株価が全面安となった流れを受け、売りが先行。米国の8月ISM製造業景況指数が予想を下振れたほか、原油価格も大幅下落となり、終日軟調推移となった。ダウ平均は469.68ドル安の16058.35、ナスダックは140.40ポイント安の4636.11。シカゴ日経225先物清算値は大阪比300円安の17810円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好からのギャップ・ダウンで始まろう。これにより先週の安値を捉える格好となり、週間形状での長い下ひげを消してくることから、下値模索が意識されやすい。ボリンジャーバンドでは昨日の下げで-2σ水準までの調整をみせていたこともあり、ギャップ・ダウンでこれを割り込んでくる。再び売られ過ぎが意識されやすいが、下ひげ消滅でボトムを見失いやすく、下へのバイアスが強まりやすい面はある。週足ベースの一目均衡表の雲上限が17500円近辺に位置しており、これが支持線として意識されよう。17500-18100円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 18100円-下限 17500円

《TM》

 提供:フィスコ

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