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【市況】1割の銘柄に短期筋の資金が集中/後場の投資戦略


日経平均 : 18440.28 (-450.20)
TOPIX  : 1499.32 (-37.73)

[後場の投資戦略]

 製造業PMI(政府版)は予想と一致、財新製造業PMIは予想を上回っている。とはいえ、判断の分かれ目である50を下回っている状況であり、不透明感の払拭にはならなかったようだ。とはいえ、中国は抗日戦勝利記念日に向けて下支え的な動きをみせてくると考えていたこともあり、ハシゴを外された格好でもある。
 日経平均は5日線で踏ん張れず、8月27日に空けたマド(18442-18486円レベル)を埋めている。ボリンジャーバンドではバンドの拡大に沿った下げであり、ボトムを確認しづらいところである。ただし、週間形状では17800-18500円レベルで長い下ひげを残していることもあり、そろそろ踏ん張りをみせたいところである。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が9割を超えており、全面安商状である。一方で、材料株などにはストップ高をつけている銘柄も散見される。1割の銘柄に短期筋の資金が集中する展開に。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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