市場ニュース

戻る
 

【通貨】NY為替:ドル・円は121円23銭、米利上げ観測&実需でドル底堅い展開


31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円08銭へ下落後、121円42銭まで上昇し、121円23銭へ軟化して引けた。予想を下振れた米国の8月シカゴ購買部協会景気指数、ダラス連銀製造業活動指数を嫌ったドル売りが先行。その後、月末の実需のドル買いに下値が支えられたほか、フィッシャー米FRB副議長が講演で(ジャクソンホールの年次シンポジウム)、9月利上げの可能性を否定しなかったため、利上げ観測によるドル買いが継続した。


ユーロ・ドルは、1.1244ドルから1.1180ドルまで下落して1.1212ドルで引けた。月末で実需のドル買いが優勢となった。ユーロ・円は、株安に連れ136円27銭から135円68銭へ下落した。


ポンド・ドルは、1.5420ドルから1.5339ドルまで下落。ドル・スイスは、0.9633フランから0.9690フランまで上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均