市場ニュース

戻る
2015年08月31日16時16分

【特集】サイオス Research Memo(2):セグメントはオープンシステム基盤とWebアプリケーション事業に区分


■事業概要

サイオステクノロジー<3744>は1997年にLinuxやJavaなどのOSS※1を活用した情報システム開発領域での事業展開を目指して設立された企業で、現在の事業セグメントはオープンシステム基盤事業とWebアプリケーション事業に区分されている。各事業の概要については以下のとおり。

※1 OSS(オープンソースソフトウェア)・・・ソフトウェアの設計図に当たるソースコードを無償で公開し、使用・改良・再配布ができるソフトウェア

○オープンシステム基盤事業
オープンシステム基盤事業は、ITシステムの障害時のシステムダウンを回避するソフトウェア「LifeKeeper」等を活用した事業継続ソリューション、Linux OSの世界的スタンダードである「Red Hat Enterprise Linux」を始めとするOSS関連製品の販売、並びにOSSに関する様々な問い合わせに対応するサービス「サイオスOSSよろず相談室」等のOSS関連ソリューションのほか、各種情報システム向けのコンサルティングサービス等が含まれる。「LifeKeeper」に関しては米子会社が開発した製品であり、国内だけでなく海外でも販売されている。

○Webアプリケーション事業
Webアプリケーション事業は、MFP関連ソリューション※2のほか、Google Apps連携の「Glugentシリーズ」※3を中心としたクラウドソリューションが中心で、そのほかにもビッグデータソリューション※4や各種情報システム向けコンサルティングサービスなどが含まれる。なお、2015年4月に金融業界を中心にシステム・アプリケーション開発を展開しているKPSを子会社化(出資比率90.5%)しており、同事業をセグメントに組み入れている。KPSの業績は2014年3月期で売上高1,303百万円、営業利益132百万円であり、直近の業績もほぼ同水準とみられる。

※2プリンター、スキャナー、コピー、FAX等の複合機にオプションで付く文書管理ソフトウェアや操作性の向上に寄与するソフトウェアを開発・提供している。
※3社内のワークフローをクラウド化する「GlugentFlow」を始め、Googleカレンダーにチームメンバーの予定管理機能を付加した「Glugent グループスケジューラー」等、企業におけるクラウドを利用した業務効率化を支援するサービス。
※4大規模データを従来より低コストかつ短時間で解析・分析できるソフトウェアを利用したクラウドサービス。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

日経平均