市場ニュース

戻る
 

【材料】ヤマハ発が朝高後、軟化、ドイツ証券は「バイ」に引き上げ

 ヤマハ発動機<7272>が朝高後、軟化。株価は一時、前週末に比べ21円高の2422円まで買われたが、その後は売りに押されマイナス圏に下落している。ドイツ証券は28日、レーティングを「バイ」に引き上げた。目標株価は2750円(従来2900円)としている。市場では、中国経済の先行き不透明感で、新興国のインドネシアなどへの不安が台頭していることを懸念しているが、同証券では「ヤマハ発はもはやインドネシア銘柄ではない」と指摘。10~12年にはインドネシアのエクスポージャーは営業利益の約80%に達していたが、15年は12%、16年には9%に低下すると予想。一方、新興国の二輪車事業が利益成長に貢献できなくなったのに代わり、先進国の二輪車事業の損失の縮小とマリン事業の好調な伸びが利益をけん引。また、新オフロードビークル(ROV)や四輪バギー (ATV)といった分野が伸びていることも評価している。

ヤマハ発の株価は11時6分現在2368円(▼33円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均