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【市況】東京株式(寄り付き)=戻り一服、売り優勢でスタート

 31日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比129円安の1万9006円と反落。前週末の海外株市場は中国・上海株市場が大幅続伸したものの、欧州株市場は主要市場が高安まちまちで米国株市場でもNYダウが小幅安でナスダック指数が小幅続伸という方向感に乏しい展開となった。東京市場でも日経平均が直近3日間で1300円以上の戻りをみせるなど急落分のほぼ半値戻しを達成、目先的には上昇一服感の漂う場面だ。引き続き中国株動向を横にらみに神経質な相場展開が続きそうだ。ただ、外国為替市場では1ドル=121円台前半のもみ合いと円安含みで推移しており、これは輸出主力株中心に買い安心感につながる。一方、原油市況の戻りが一段と加速しており、エネルギーや商社株を中心に追い風材料として意識される。寄り付き時点で業種別では33業種中、8業種前後が高く値上がり上位に紙パルプ、鉱業、繊維など。値下がりで目立つのは保険、不動産、鉄鋼、非鉄、銀行など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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