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【市況】【市場反応】米7月コアPCE、4年ぶり低水準でドル売り


外為市場では予想を下振れた個人支出やコアPCE(個人消費支出)を嫌気してドル売りが優勢となった。ドル・円は120円88銭から120円70銭へ下落。ユーロ・ドルは1.1255ドルから1.1275ドルへ上昇した。

米国商務省が発表した7月個人所得は前月比+0.4%と、予想通り4カ月連続で同水準を維持。個人支出は前月比+0.3%と、市場予想の+0.4%を下回った。連邦公開市場委員会(FOMC)がインフレ指標として注目している変動の激しい燃料や食料品を除いたコアPCE(個人消費支出)価格指数は、前年比で+1.2%と、予想外に6月の+1.3%から低下。11年3月以降4年ぶりの低水準となった。

【経済指標】
・米・7月コアPCE(個人消費支出)価格指数:前月比+0.1%、前年比+1.2%(予想:+0.1%、+1.3%、6月:+0.1%、+1.3%)
・米・7月個人所得:前月比+0.4%(予想:+0.4%、6月:+0.4%)
・米・7月個人支出:前月比+0.3%(予想:+0.4%、6月:+0.3%←+0.2%)

《KK》

 提供:フィスコ

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