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【市況】東京株式(前引け)=上海株高とドル高・円安追い風に大幅高

 28日前引けの日経平均株価は前日比513円高の1万9088円と大幅高。前場の東証1部の売買高概算は14億6708万株、売買代金概算は1兆4394億9000万円。値上がり銘柄数は1801、対して値下がり銘柄数は82、変わらずは7銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は終始買い気の強い展開。前日の欧米株市場が総じて高く、米国株市場ではNYダ369ドル高と2日間で1000ドル近い上昇をみせたことから、主力株中心に全面高に買われ、取引時間中としては4日ぶりに1万9000円台を回復した。為替市場では対ドルで円安に振れていることに加え、前日に6日ぶりに大きく切り返した中国・上海株市場はきょうも買いが先行、これを受けて買い安心感が強まった。東証1部全体の95%の銘柄が上昇している。
 個別ではトヨタ<7203>が商いを膨らませて大幅高。ソフトバンク<9984>も高い。村田製<6981>、アルプス電<6770>が活況高、ファナック<6954>も大きく買われた。日コンベヤ<6375>、古河機金<5715>が急伸、伊藤忠<8001>も物色人気に。半面、ユニチャーム<8113>が軟調、ディップ<2379>が大幅安。JAL<9201>、NTTドコモ<9437>なども冴えない。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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