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【材料】フジHDが12営業日続落、「視聴率低迷及びテレビ広告市況悪化」で目標株価引き下げ

 26日の日経平均株価は7営業日ぶりに大幅反発し、東証1部の値上がり銘柄数が1800に迫る全面高商状となった。その中で、フジ・メディア・ホールディングス<4676>が12営業日続落し、前日比19円(1.37%)安の1365円で取引を終了した。引けにかけて下げ渋ったものの、きょうの高値は寄り付き直後に付けた前日比変わらずの1384円で、取引時間中一度もプラス圏に浮上することはなかった。
 きょうは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が25日付でリリースしたリポートが売り手掛かり材料視されたようだ。同証券による収益予想の下方修正に伴い、フジHDの目標株価は1840円から1770円へ引き下げられた。また、同社の今後の株価パフォーマンスがカバレッジセクター内で相対的に中位となるとの見方から、レーティングは「ニュートラル」を継続している。リポートによると「同社の視聴率低迷及びテレビ広告市況悪化により、2016年3月期は前年比9.5%営業減益、2017年3月期以降もテレビ広告市況低迷により営業減益持続との見方に下方修正する」としている。
《MK》

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