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【材料】太平洋セメントが2日連続の陽線で下げ止まり機運、クレディは目標株価引き上げ

 太平洋セメント<5233>が2日連続の陽線で下げ止まり機運、前日比9円高の392円まで買われている。直近の日経平均が大幅安したことに比べると、比較的下落率の低い銘柄だけに下値抵抗感が強いトレンド。
 クレディスイス証券では太平洋セメントの目標株価を460円から550円に引き上げ、投資評価「アウトパフォーム」を強調とアナリストレポートで紹介していることが判明。株式市場では東京オリンピックを控えて、建設、インフラ工事関連株への関心が高まっている中で、アナリストもセメント需要が好調であることに着目しているようだ。
 特にクレディスイス証券では、「オリンピックは通過点、2020年以降も建設投資は高水準となろう」としており、マーケット関係者からは相場急落の直前まで高値追いしていた大成建設<1801>、大林組<1802>、清水建設<1803>など大手ゼネコン株の再度株価上昇に期待が残るという意見も聞かれた。
《MK》

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