【市況】通貨オプション：リスク警戒感を受けたOP買いが後退

ドル・円オプション市場で変動率は低下した。リスク警戒感を受けたオプション買いが後退。1ヶ月物は2013年9月以降ほぼ2年ぶりの高水準から低下した。

リスクリバーサルでは円コールスプレッドが縮小。ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが後退した。

■変動率
・1ヶ月物13.29％⇒11.50％（08年10/24＝45％）
・3ヶ月物11.48％⇒10.20％（08年10/24＝31.044％）
・6ヶ月物10.89％⇒9.85％（08年10/24＝25.50％)
・1年物10.78％⇒9.70％（08年10/24＝20.00％、21.25％=98年10月以来の高水準）

■リスクリバーサル（25デルタ円コール）
・1ヶ月物+1.51％⇒+1.12％（08年10/27=+10.90％）
・3ヶ月物+0.98％⇒+0.75％（08年10/27=+10.90％）
・6ヶ月物+0.58％⇒+0.38％（08年10/27=+10.71％）
・1年物+0.12％⇒+0.07％（8年10/27=+10.71％）

《KK》

　提供：フィスコ