市場ニュース

戻る
 

【材料】鹿島が5日ぶり反発、工事採算向上で通期増額修正が濃厚

 鹿島<1812>が5日ぶり反発。世界株安による急落で下値模索の展開を強いられたものの相対的に海外市場や為替の影響を受けにくい内需株として見直し余地が大きい。株価は前日に下ヒゲをつけて13週移動平均線上で下げ止まっており、きょうは素直に切り返す展開となっている。建設業界は良好な受注環境も人件費や資材費など建設コストの上昇が重荷となっているが、同社は選別受注により不採算工事を減らしており、「今後のコスト上昇分を織り込んだ請負契約の推進を実践している」(国内証券アナリスト)ことから、しっかりと利益に結びつけている。これを背景に16年3月期営業利益400億円(前期比3.2倍)は大幅な上方修正が濃厚との見方が市場では強まっている。

鹿島の株価は12時41分現在653円(△10円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年08月25日 12時48分

株探からのお知らせ

    日経平均