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【テク】日経平均テクニカル:売られ過ぎシグナルも異常値


24日の日経平均は、大幅続落で一時2月24日以来の18500円を割り込む局面がみられた。連日のギャップ・ダウンで始まり、7月9日のチャイナ・ショック時の安値を割り込んでのスタートに。ボリンジャーバンドでは-4σを一時下回っている。週足形状では-2σ辺りまで下げており、イレギュラー的な下げとなっている。新値足は陰線が3本積み上がっており、この陰線を陽転させるには終値で20810円辺りを超えてくる必要。相当ハードルが高いため、小幅な調整が数日続いた方が、その後の陽転シグナルに入りやすい。MACDは-720程度まで急落しており、昨年2月の-765以来の水準まで下げている。ストキャスは1を割り込んでおり、売られ過ぎシグナルとしても異常値。週足の一目均衡表では遅行スパンの下方転換シグナル発生が近づく。基準線を割り込み、雲上限接近となると、18000円処は意識しておく必要も。
《SY》

 提供:フィスコ

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