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【材料】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「株王獅子丸」氏コメント:「明日の株価は!?」暴落する中国株・日経平均


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株王獅子丸」氏(ブログ「株王獅子丸の注目銘柄」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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個人投資家「株王獅子丸」氏コメント

執筆日時:2015年8月24日14時00分

ごきげんよう。株王獅子丸だ。

株安だ。株価が次々と下がっている。本日24日の株式市場は大惨事だ。中国株(上海株)の下落の影響からNY市場をはじめとした全世界同時株安とも言える大きな株価下落が起こっている。

昨晩のPTS(夜間取引)の株価推移からも怪しい雲行きは出ていたが、本日の日経平均株価は、ほぼ5ヶ月ぶりに1万9000円を割り込み、1万8000円台まで急落。個別銘柄の株価も軒並み下落が続き、株式市場に激震が走っている。

中国株安が引き金となって起こったと言えるこの株価下落の向こう側には何があるのか、明日からの株価はどうなるのか、日経平均株価の動向を考察してみた。

◆日経平均はどこまで下がる?
まず、日経平均株価は、現実的なラインとして1万8000円が底だと考えているが、ここを割り込んで1万7000円台まで下がることがあったらさらなる世界同時株安が進むことにもなりそうな気配もある。

◆株価の下落はいつまで続く?
この株価下落ムードは、長くみて今週一杯は続く可能性も。中国株(上海株)の動きやNY市場の株価の動きからも、明日には株価が回復するような下げ方ではないと感じる。

◆株安の転換期は?
個人的に、今週の27日(木)、28日(金)あたりが株安ムードの転換期になるのではないかと目星をつけている。今は月末であることからも、8月から9月への変わり目、現物株の受渡し日なども含めて考えると、株価が上へ向かう兆候が現れるのは今週の木~金になるのではないだろうか。

◆郵政上場(IPO)への影響は?
9月10日には、東証が郵政3社(日本郵政・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険)の上場承認を行うというイベントが控えている。日本の株式投資市場にとって重要なIPO(新規株式公開)となる郵政上場を前にして、現状の中国株安の影響を受けた日経平均株価の下落は非常に悪いタイミングで起こってしまったと言える。上場する郵政3社は、少しでも多くの投資家に自社株を買ってもらいたいと考えるはずだが、世界的に株価が不安定な状況が長引いた場合、上場する郵政3社のIPO株の売れ行きにも大きなマイナス影響を与える可能性は充分にある。

◆明日からの株価の展開
個人的に考察した、明日からの株価の動き、日経平均の動向、ここから先の株式市場の流れをまとめてみた。

・8月26日(水)まで
株価下落が続く。

・8月27日(木)
下落が止まり、株価が上へ向かう兆候が現れそう。

・9月1日(火)
9月10日の郵政3社の上場承認に向かい相場が再び活気づき、株価も上へ上がっていく。

上記は、個人的にシミュレーションしたここから先の株価の展開における理想的なストーリーだ。この流れを意識して個別銘柄の売買の戦略を考えていきたいと思っている。

(PS)こういう時に備えて、日経平均ダブルインバースなど、インバース型のETFを買っておけばよかったと悔やんでいる。今回を教訓に、次の世界同時株安に備えて保険的にインバース型のETFも投資対象の視野にいれていきたいと思う。

その他、現在最新の注目テーマ株、短期銘柄から中長期銘柄など、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。
話題のTPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、郵政上場関連銘柄、人工知能関連銘柄、東京オリンピック(東京五輪)関連銘柄、インバウンド関連銘柄などに関する考察も日々行っているので是非チェックして欲しい。
お使いの検索サイトで「株王獅子丸」と検索してもらえればブログが読める。

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執筆者:「株王獅子丸」氏
ブログ名:株王獅子丸の注目銘柄

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 提供:フィスコ

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