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【材料】小田急電鉄は箱根エリアの噴火警戒でホテルなど影響、投資評価「弱気継続」と

 インバウンド関連の一角として買われてきた銘柄が全般的に相場が崩れてきた。小田急電鉄<9007>は5日連続安、特に週末金曜日と月曜日の下落幅が大きくなり下げが加速している。
 箱根エリアの噴火警戒により交通施設やホテル利用者数の減少という影響が表れているという思惑が株価下落の要因になっているようだ。直近ではSMBC日興証券が小田急電鉄の投資評価「3」を継続、目標株価を890円から1020円に引き上げたアナリストレポートをリリースしたことが確認されている。同証券のアナリストも箱根山の噴火警戒による事業エリアの客数減少を指摘、夏場の観光ピークシーズン以降の影響度などが不透明と予想しているようだ。
 株価は7月、5月の安値を割り込み下値サポートラインを割り込んだことでチャート形状が悪化している。信用売り残147万株超に対して買い残が22万株超と、売り需要が多くなっている。
《MK》

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