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【市況】東京株式(前引け)=世界株安連鎖で全面安商状

 24日前引けの日経平均株価は前週末比623円安の1万8812円と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は17億5820万株、売買代金概算は1兆7862億7000万円。値上がり銘柄数は44、対して値下がり銘柄数は1829、変わらずは18銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、中国経済の減速懸念と原油安が世界同時株安に発展、東京市場も全面安商状に売り込まれた。外国為替市場では1ドル=121円10銭近辺の推移と一段と円高基調にあるほか、中国・上海株市場も一時8%を超える下げをみせるなど波乱展開にあり、これを横にらみに見切り売りが加速している。東証1部全体の97%の銘柄が下げている状況だ。
 個別ではトヨタ<7203>が急落、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>など銀行株も商い高水準のなかで大幅安。村田製<6981>、任天堂<7974>などの下げもきつい。アドバネクス<5998>、ガリバー<7599>、ネクソン<3659>なども大きく下げた。半面、アイフル<8515>が物色人気、シャープ<6753>も堅調。IIJ<3774>、ミスミG<9962>などが上昇している。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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