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【市況】東京株式(寄り付き)=米国株暴落受けて全面安スタート

 週明け24日の東京株式市場は大きく売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比360円安の1万9075円と大幅続落。世界株安の連鎖のなか、前週末の米国株市場が急落、NYダウは530ドル安とほぼ4年ぶりとなる下げ幅の大きさでリスク回避の動きが鮮明となっている。東京市場でも主力株をはじめ広範囲に足もとの損失を確定しようとする売りが集中する格好となっている。中国経済の減速懸念と原油安が世界株式市場に大きな重荷となっている。外国為替市場では安全資産とされる円が再び買われる流れにあることも輸出株を中心にネガティブ材料だ。日経平均は前週1週間で1000円を超える下げをみせ、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は前週末時点で81%と売られ過ぎとされるゾーンにあるが、足もと不透明感の強い中、値ごろ感から買い向かう動きは限定的となっている。寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がり率で上位にあるのは、鉄鋼、鉱業、非鉄、海運、繊維、銀行など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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