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【経済】中国の臓器移植制度、WHOから高評価


中国の臓器移植制度が優れたものになりつつある??とするWHO(世界保健機関)からの高い評価がこのほど明らかになった。公平性と透明性が高くなってきたと指摘されている。中国新聞網が19日付で伝えた。
WHO臓器移植プロジェクト部のJoseR.Nunez教授は、「様変わりに進歩した」と評価する。そのポイントを3点挙げた。
◆2015年1月1日から死刑囚の臓器移植を全面的に禁止し、ドナーが一般国民だけとなったこと。
◆人口100万人のあたりのドナー数が2010年の0.03人から2015年には1.83人と50倍に増加したこと。
◆肝臓や心臓、肺を中心に移植手術の件数が年間で1万件を超えるまでに拡大してきたこと。
こうしたWHOの認識に対して、中国側も「中国の臓器移植制度は今後、国際的な基準にリンクしていく」(中国臓器移植連盟執行主席)と応じ、積極的な取り組み姿勢をアピールした。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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