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【市況】東京株式(前引け)=中国リスク背景に急落

 21日前引けの日経平均株価は前日比420円安の1万9612円と急落。前場の東証1部の売買高概算は14億5638万株、売買代金概算は1兆5981億8000万円。値上がり銘柄数は84、対して値下がり銘柄数は1769、変わらずは37銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株急落を受けて大きく売り込まれた。日経平均は取引時間中としては7月13日以来の2万円大台割れとなっている。中国景気減速に対する警戒感が高まるなか、中国・上海株式市場が軟調に推移しているのを横目に一時1万9500円台まで水準を切り下げる場面があった。全体の93%以上が値を下げる全面安の展開となった。
 個別では三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>など銀行株が大商いで下げがきつく、トヨタ<7203>も大きく売られている。ソニー<6758>、村田製<6981>も安い。第一精工<6640>、ファンケル<4921>などが大幅安、アルプス電<6770>も値を崩した。半面、テクマトリックス<3762>がストップ高に買われ、ネクスト<2120>も急伸。ダイキョー<4246>、アスクル<2678>が高く、東邦鉛、森永乳<2264>も買われた。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年08月21日 12時34分

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