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【通貨】今日の為替市場ポイント:ドル・円は123円台で推移か、欧米株安を嫌気したリスク回避的な円買いは継続する可能性


20日のドル・円相場は、東京市場では123円79銭から124円16銭で推移。欧米市場でドルは一時123円33銭まで反落し、123円41銭で取引を終えた。

本日21日のドル・円は123円台で推移か。欧米株安を嫌気したリスク回避的な円買いは継続する可能性があり、ドルは123円台後半で上げ渋る見込み。

20日の欧米市場では主要国の株式相場が全面安となった。中国株安が嫌気されたとの見方が多かったようだ。20日に発表された7月の米中古住宅販売件数は年率換算で559万戸を記録しており、市場予想の543万戸や6月実績の548万戸を上回る強い数字となったが、ドル買い材料にはならなかった。

中国や欧米諸国の株安によって米連邦準備制度理事会(FRB)は9月利上げを見送るのではないか?との思惑が広がっている。しかしながら、FRBは株安を考慮して利上げを見送るようなことはしないとの見方は少なくない。欧米株安は9月利上げに備えた株価調整であり、調整は短期間で終了するとの声も聞かれている。

《SY》

 提供:フィスコ

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