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【通貨】あす(21日)の為替相場見通し=124円前半の往来相場も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、124円台前半を中心とする往来相場が想定される。予想レンジは1ドル=123円70~124円70銭。この日は、市場の関心を集めた米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が、ハト派的内容と受け止められたことから、米利上げ観測が後退。一時、ニューヨーク市場で123円70銭前後まで下落する場面があった。ただ、東京市場に移ってからは、ジリ高基調が続き一時124円10銭台まで値を戻した。強弱感は対立するものの、依然9月利上げ観測は値強く、今後の米経済指標への関心度は高い。今晩は米国で7月中古住宅販売件数や7月CB景気先行総合指数などの発表がある。これら経済指標が総じて強含みとなれば、124円台半ばを意識したドル高・円安が見込めそうだ。また、中国動向は依然、警戒要因となっているが、あすの上海株式市場が堅調となればドル買い・円売り要因に働こう。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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