【材料】住友金属鉱山が年初来安値を更新、欧州系大手証券は「現段階では同社株への投資は見送りたい」とコメント
住友金属鉱山<5713>が年初来安値を更新。一時、前日比23.5円安の1556.5円まで売り込まれる場面があった。
欧州系大手証券では、米国の利上げの可能性、中国需要の減速など金属市況は引き続き下落リスクが残っていることから、「現段階では同社株への投資は見送りたい」と指摘。足元の非鉄市況が継続すると、「15年度経常益は会社計画の1480億円から1200億円に、16年度は1000億円前後まで減少するリスクもある」と見ているものの、「中国のニッケル需給は徐々に引き締まっているうえ、多くの企業のキャッシュコストまで市況が下落しており、減産から市況反発の可能性もある」と解説。
同証券は、住友金属鉱山のレーティング「ニュートラル」を継続、目標株価は1900円から1520円へ引き下げられた。
《MK》
株探ニュース
欧州系大手証券では、米国の利上げの可能性、中国需要の減速など金属市況は引き続き下落リスクが残っていることから、「現段階では同社株への投資は見送りたい」と指摘。足元の非鉄市況が継続すると、「15年度経常益は会社計画の1480億円から1200億円に、16年度は1000億円前後まで減少するリスクもある」と見ているものの、「中国のニッケル需給は徐々に引き締まっているうえ、多くの企業のキャッシュコストまで市況が下落しており、減産から市況反発の可能性もある」と解説。
同証券は、住友金属鉱山のレーティング「ニュートラル」を継続、目標株価は1900円から1520円へ引き下げられた。
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