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【材料】サンセイランディックが上値指向、不動産流動化関連で穴株的魅力

 サンセイランディック<3277>が上値指向。前日こそ上昇一服となったものの、前週初から陽線の連続で上昇トレンドを鮮明としており、徐々に市場関係者の注目を集め始めている。大都市圏の不動産市況回復で不動産流動化関連ビジネスを手掛ける銘柄に断続的な買いが入っているが、そのなか、同社は権利関係が複雑な土地の仕入れ販売というニッチ分野で業績成長路線を走る。住宅地の底地権や借地権などの売買、老朽化した居抜き物件をバリューアップして販売する事業も手掛け、相続税の増税を追い風として、地権者の権利調整のニーズなどを囲い込んでいる。PER12倍台と割安感があるほか、ROE13.7%と資本効率の高い経営もポイントだ。会社側は15年12月期の経常利益を前期比9.1%増の11億3900万円と見込んでいるが上振れ期待が大きい。立花証券では同社の販売用不動産の仕入れが急増していることを評価、今期経常利益も前期比19.7%増の12億5000万円を予想しており、投資判断「強気」、目標株価1500円に設定している。

サンセイランディックの株価は10時55分現在1077円(△26円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年08月20日 11時19分

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