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【材料】新日鉄住金が反落、欧州系と豪州系で目標株価引き下げの動き

 新日鉄住金<5401>が反落。前場には前日比変わらずの場面があったものの、後場に入り日経平均の急落に歩調をあわせる形で下げ幅を拡大。現在も本日の安値圏で軟調に推移している。
 UBS証券では、「高級鋼の開発・量産技術、操業技術では世界トップの位置を継続しているうえ、今後は2基の高炉休止を含む高水準なコスト削減を継続」と指摘。需要家の世界展開にも、「海外拠点の整備は準備万端」とみているものの、「内外の鉄鋼需給は楽観できる環境にはなく、15年度は会社計画線を下回る可能性もある」と解説。レーティング「バイ」を継続しながらも、目標株価は420円から360円に引き下げられた。
 このほか、マッコーリー証券では、レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を320円から260円に引き下げている。
《MK》

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