【経済】アリババ：40億米ドルの自社株買い実施、馬会長らは追加取得へ

中国のIT大手アリババ・グループ（中国名は阿里巴巴集団）はこのほど、8月12日に発表した自社株買い計画を実施し始めていると発表した。今回の取得額は40億米ドル（約4976億円）になる。

また、香港メディアによると、アリババは17日に米証券取引委員会（SEC）に申請書を提出したという。ここでは、同グループの馬雲会長とアリババ理事局の蔡崇信副主席が個人資金で一部のアリババの株式を購入する計画が示された。蔡副主席は、慈善目的で一部株式を売却したことを除いて自身がアリババの株式を売却したことがないと発言。また、馬会長とともに今後もアリババの株式を売却する計画がないと強調した。

なお、アリババは8月12日、6月中間決算を発表した。純利益は308億1600万元（約6163億円）と前年同期比で148％増加。売上高は同28％増の202億4500万元だった。

《ZN》

　提供：フィスコ