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【材料】エス・ディー・エスバイオテック---世界を見据えた成長戦略で成長を継続


エス・ディー・エスバイオテック<4952>は研究開発型の農薬原体(有効成分)メーカーで、農薬の研究開発、製造から販売までを一貫して行っている。1968年の創業以来、研究開発型の農薬原体メーカーとして、防除効果に優れ、安全性が高く環境に配慮した製品を開発してきた。同社原体は水稲、果樹、野菜といった幅広い農業分野で使用され続け、なくてはならない存在になっている。主力製品は果樹・野菜用の殺菌剤として広く世界で使用されている「ダコニール」。

2016年3月期は売上高で208.8億円、経常利益で同18.0億円が見込まれている。今期は15ヶ月の変則決算で前期比較がないものの、第1四半期(1-3月期)は売上高で前年同期比15.1%増の42.29億円、経常利益で同35.4%増の4.58億円と好調。国内市場の成長は頭打ちであるものの、海外市場は高い成長を継続しており、世界を見据えた成長戦略により、当該成長をと取り込んでいく方針である。

《SF》

 提供:フィスコ

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