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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:コメ兵、シノケンG、日本電通、DLE

■コメ兵 <2780>  3,815円  +225 円 (+6.3%)  11:30現在
 8日、コメ兵 <2780> [東証2]が5月度の月次売上高を発表。売上高が前年同月比18.7%増と2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが買い材料。訪日外国人向けの売上が好調だったうえ、前年同月が消費増税後の反動減があったことも増収幅を広げた。

■シノケングループ <8909>  1,831円  +77 円 (+4.4%)  11:30現在
 8日、シノケンG <8909> [JQ] が15年6月上期の連結経常利益を27億円→36億円(前年同期は26.1億円)に33.3%上方修正し、増益率が3.4%増→37.8%増に拡大し、従来の6期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。投資用アパート・マンションの販売が想定より伸び、売上が計画を上回ることが寄与する。上期業績の好調に伴い、通期の経常利益も48.5億円→55億円(前期は43億円)に13.4%上方修正し、増益率が12.7%増→27.8%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■日本電通 <1931>  475円  +80 円 (+20.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 8日、日本電通 <1931> [東証2] が16年3月期の連結経常利益を8.5億円→10.3億円(前期は7.9億円)に21.2%上方修正し、増益率が6.6%増→29.2%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。7月に実施するTMIソリューションズの買収効果で、売上が計画を37.0%も上回ることが収益を押し上げる。業績上振れに伴い、期末一括配当を10円→12円(前期は10円)に増額修正し、前日終値ベースの配当利回りが3.04%に上昇したことも買いに拍車を掛けた。

■ディー・エル・イー <3686>  1,065円  +150 円 (+16.4%) ストップ高   11:30現在
 DLE <3686> [東証M]が8日、ドリームI <4310> の子会社が保有する東京ガールズコレクション(TGC)に関する国内・海外の商標権を8億円で取得すると発表したことが買い材料。「TGC」は年に2回の大規模なイベントを中心にファッション・ビューティーに関する情報の発信源として若い女性に広く認知されている。同社は従来のアニメやキャラクターに加え、子会社を6月中に設立しファッションやビューティーなどの知的財産権を活用した事業を国内外で展開する。業容拡大による収益貢献に期待する買いが向かった。

■リミックスポイント <3825>  1,748円  +182 円 (+11.6%)  11:30現在
 8日、リミックス <3825> [東証M]が7月31日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の5分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■アルトナー <2163>  1,460円  +137 円 (+10.4%)  11:30現在
 8日、アルトナー <2163> [JQ] が決算を発表。16年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)は前年同期比73.3%増の1.5億円に拡大したことが買い材料。自動車業界の旺盛な求人需要を背景に、技術者派遣事業で稼働人数や稼働率が高水準だったことが寄与。高付加価値な業務の増加による技術者単価の上昇も増益に貢献した。上期計画の2.4億円に対する進捗率は62.9%に達しており、業績上振れが期待される。

■MDV <3902>  8,390円  +770 円 (+10.1%)  11:30現在
 8日、MDV <3902> [東証M]が6月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の4分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。

■エスケーエレ <6677>  1,597円  +127 円 (+8.6%)  11:30現在
 8日、エスケーエレ <6677> [JQ]が15年9月期の連結経常利益を23億円→30億円に30.4%上方修正。減益率が36.7%減→17.4%減に縮小する見通しとなったことが買い材料。売上は計画を下回るものの、利益率の高い製品の売上比率が上昇することで採算が改善する。設備投資のずれ込みによる減価償却費の減少なども上振れに貢献する。前日終値ベースの予想PERが11.1倍→8.8倍に低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■新日本空調 <1952>  1,155円  +32 円 (+2.9%)  11:30現在
 8日、新日空調 <1952> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.28%にあたる83万株(金額で9億3209万円)を上限に、9日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は8日終値の1123円)を実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■ケンコーコム <3325>  980円  +21 円 (+2.2%)  11:30現在
 8日、ケンコーコム <3325> [東証M]が月次売上高を発表。5月の売上高が前年同月比27.5%増の19.3億円と好調だったことが買い材料視された。リテール事業において、楽天市場に出店している楽天24での売上高が6億6400万円(前年同月は1億6300万円)と大きく伸びたことが主因。また、全体的なサイトへの訪問者数が4月と比べて増えたことも寄与したようだ。

■仙波糖化工業 <2916>  465円  +8 円 (+1.8%)  11:30現在
 8日、仙波糖化 <2916> [JQ]が株主優待制度を一部変更し、拡充すると発表したことが買い材料。従来は9月末に500株以上保有する株主を対象に、一律で自社製品3000円相当を贈呈してきたが、これを3年未満の株主には同3000円相当、3年以上の株主には同5000円相当を贈呈に変更する。株主還元の強化を好感する買いが向かった。

■プロルート丸光 <8256>  451円  +6 円 (+1.4%)  11:30現在
 8日、東証が9日売買分からプロルート <8256> [JQ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが好感された。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■日本プラスト <7291>  976円  +9 円 (+0.9%)  11:30現在
 8日、日本プラスト <7291> [東証2]が自転車用のエアバッグを手掛けるスウェーデンのHOVDING SVERIGE AB社(HSA社)とパートナーシップ関係を結び、自転車用エアバッグ事業に参入すると発表したことが買い材料視された。自転車での死亡事故が多発するなか、自転車用エアバッグには注目が集まっている。スカーフのように身にまとい、転倒時には衝撃を吸収するエアバッグが瞬時に展開し、頭部を守る。同社はパートナーシップを結ぶことによって、HSA社が製造・販売している「HOVDING 2.0」の製造と次世代モデルの共同開発を行う。

■ワットマン <9927>  208円  +1 円 (+0.5%)  11:30現在
 8日、ワットマン <9927> [JQ]が月次売上状況を発表。5月度の既存店売上高が前年同月比6.8%増と2ヵ月連続でプラスとなったことが買い材料視された。全店でも同12.7%増と2ケタの伸び率。既存店の好調に加え、新店やネット通販での家電、バッグ、貴金属、本などの売上が前年よりも堅調に推移した。

■ナトコ <4627>  1,092円  -135 円 (-11.0%)  11:30現在
 8日に決算を発表。「今期経常を一転6%減益に下方修正」が嫌気された。
  ⇒⇒ナトコの詳しい業績推移表を見る

●ストップ高銘柄
 日本ラッド <4736>  455円  +80 円 (+21.3%) ストップ高   11:30現在
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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