市場ニュース

戻る
 

【経済】「グリグジット」から「グリグジデント」へ


ギリシャの債務協議は、昨日17日の電話によるギリシャとユーロ圏財務次官の会合が決裂したことで、明日からの欧州連合(EU)首脳会議に持ち越された。
ツィプラス・ギリシャ首相は、ドラギ欧州中銀総裁、メルケル独首相、オランド仏大統領、ユンケル欧州委員長との会談を要請している模様だが、依然として難航が懸念されている。

ギリシャ債務問題は、ギリシャがユーロから離脱する「グリグジット(Grexit)」から、
アクシデント、偶発的にユーロ圏から離脱する「グリグジデント(Grexident)」へ警戒感が高まっている。

ツィプラス・ギリシャ首相は、ドイツに対して第2次世界大戦中の戦時賠償1600億ユーロを請求しながら、第2次救援プログラムの残金72億ユーロの融資実行を要請している。
国際支援団は、ギリシャの経済改革リストを検証し、承認されなければ、融資は実行されない、と拒絶している。

《MY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均