市場ニュース

戻る
 

【材料】任天堂とディーエヌエがともに買い気配、業務・資本提携を発表

 17日、任天堂 <7974> とディーエヌエ <2432> が業務・資本提携で合意したと発表したことが買い材料。

 任天堂はディーエヌエ株10%を取得し創業者の南場智子氏に次ぐ第2位株主となる一方、ディーエヌエは任天堂株1.24%を取得する。出資額はそれぞれ約220億円と同じ規模。

 両社は任天堂が持つ「マリオ」などのキャラクターを活用したスマートフォン(スマホ)向けゲームを共同で開発・運営する。また、任天堂のゲーム専用機だけでなく、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの多様なデバイスに対応した新たな基幹システムを構築し、その基幹システムを用いた会員制サービスを15年秋メドに開始する。

 発表を受けて、成長が続くスマホゲームで出遅れた両社の巻き返しによる収益改善を期待する買いが向かった。
(「株探」編集部)

株探からのお知らせ

    日経平均