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【材料】倉元が連日のストップ高、防災用マグネシウム電池を材料視した買いが加速

 倉元製作所<5216>が前日に続き連続ストップ高と気を吐いている。同社は、水で濡らすと発電し2週間以上発光し続けるマグネシウム電池を使ったスティックライト2種を開発、これを材料視する短期資金の流入が勢いを増している。国連防災世界会議に合わせて、現在仙台市で開かれている「防災産業展in仙台」(15~17日開催)に、このマグネシウム電池を使ったスティックライトを出展しており、思惑高を助長している。機関投資家など法人筋の売り圧力が乏しく、材料株素地に着目した個人の短期資金が注目しやすい銘柄。業績は15年12月期営業黒字に復帰する見通しにあり、法人税の繰越免除に伴い最終利益はイレギュラーながら時価PERが8倍弱と低く、これも買いを誘導する背景にある。

倉元の株価は12時39分現在295円(△80円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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