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【市況】日経平均は続伸、一時18300円台回復もやや上げ渋り


11時10分現在の日経平均株価は18270.61円(前日比71.44円高)で推移している。米早期利上げ観測の後退でドル・円はやや円高方向に振れたものの、欧州中央銀行(ECB)がギリシャの銀行に対する緊急流動性支援(ELA)を承認したと伝えられ、ギリシャ債務問題への警戒感が和らいだこともあり、日経平均は買い先行でスタート。海外投資家の日本株回帰の動きなども追い風になるなか、一時18322.50円(同123.33円高)まで上昇する場面があり、連日の昨年来高値更新に。ただ、買い一巡後はやや上げ渋る展開となっている。

個別では、トヨタ自<7203>、野村<8604>、ファナック<6954>、日産自<7201>、JT<2914>などが堅調。三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>などのメガバンク株や、ソニー<6758>、OLC<4661>、アルプス<6770>の上昇が目立っている。また、ファインデック<3649>、SBSHD<2384>、わかもと<4512>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、ソフトバンク<9984>、日立<6501>、三井物産<8031>、JAL<9201>、富士重<7270>などが軟調。アクリーティブ<8423>は利益確定売り優勢に。また、スカイマーク<9204>、キャリアリンク<6070>、田淵電<6624>などが東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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