市場ニュース

戻る
 

【市況】日経平均は連日の昨年来高値更新、メガバンクの強さが指数を牽引


10時40分現在の日経平均株価は、18291.24円(前日比+92.07円)で推移。米FOMC議事録を受けた米早期利上げ観測の後退でドル・円はやや円高方向に振れていたものの、欧州中央銀行(ECB)がギリシャの銀行に対する緊急流動性支援(ELA)を承認したと伝えられ、ギリシャ債務問題への警戒感が和らいだこともあり、日経平均は買い先行でスタート。海外投資家の日本株回帰の動きなども追い風になるなか、三菱UFJ<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>が引き続き強い動きになっていることも安心感につながり、日経平均は一時18322.50円(同+123.33円)まで上昇し、連日の昨年来高値更新となっている。

個別では、経営方針説明会を受けて評価引き上げの動きが観測されているソニー<6758>が昨年来高値を更新しているほか、パナソニック<6752>やNEC<6701>、東芝<6502>、OLC<4661>、野村HD<8604>などが堅調。その一方、ソフトバンク<9984>や日立<6501>、三井物産<8031>、JAL<9201>、富士重<7270>などがさえない。

10時40分現在のマザーズ指数は877.70(+3.16ポイント)で推移。ミクシィ<2121>には引き続き出遅れ修正の動きがみられているが、足元で上昇の目立っていた夢展望<3185>やアトラ<6029>、DMP<3652>などに利益確定売りの動き。売買代金上位には、ミクシィ<2121>、FB<3843>、FFRI<3692>、カヤック<3904>、モブキャスト<3664>などがランクインしている。

《KO》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均