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【通貨】【NY午前外為概況】原油安&予想下振れ米ISMで世界経済への懸念、リスクオフ


 6日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、119円20銭から118円34銭まで下落した。原油価格の下落、予想を下振れた米12月ISM非製造業景況指数(総合)を受けて世界経済への懸念が再燃し、リスク回避の円買い、債券利回り低下に伴うドル売りが加速した。





ユーロ・ドルは、1.1893ドルから1.1942ドルへ上昇した。オランダの日刊紙報道を受け欧州中央銀行(ECB)が今月の定例理事会で量的緩和(QE)に踏み切るのは困難との見方が広がりユーロ売りが後退した。ユーロ・円は、141円85銭から141円16銭まで下落。株安に連れたリスク回避の円買いが加速した。

ポンド・ドルは、1.5153ドルまで下落後、1.5198ドルまで反発した。

ドル・スイスは、1.0105フランから1.0059フランへ下落した。



[経済指標] ・米・12月ISM非製造業景況指数(総合):56.2(予想:58.0、11月:59.3)
・米・11月製造業受注指数:前月比-0.7%(予想:-0.5%、10月:-0.7%)
・米・12月サービス業PMI改定値:53.3(予想:53.7、速報値:53.6)
・米・12月総合PMI改定値:53.5(速報値:53.8)

《KY》

 提供:フィスコ

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