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【市況】NY金先物週間見通し:上値は重くなりそう、利上げ先送りの可能性は低下


■NY金先物
安値:1,141.70ドル
高値:1,221.00ドル
終値:1,190.40ドル
前週末比(騰落率):1.27%

■上昇、ファンド筋などの買いが入る

NY金先物は上昇。原油急落やドル高の進行は嫌気されたが、現物需要の回復やファンド筋の買いによって急反発した。ただし、11月の米雇用統計が予想以上に強い内容だったことやドル高継続を意識して、金先物の上げ幅はやや縮小した。


■上値は重くなりそう、利上げ先送りの可能性は低下

想定レンジ:1,160.00~1,220.00ドル

金先物の上値は重くなりそうだ。11月の米雇用統計は予想以上に強い内容だった。利上げ時期が先送り観測は後退しており、金先物の上昇を抑制する要因となる。株高継続や原油価格の軟調地合いも意識されそうだ。短期的には1200ドルを下回る水準での取引が続く見込み。

《TN》

 提供:フィスコ

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