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【市況】豪ドル週間見通し:インフレ率低迷、金融政策決定会合議事録に注目


■豪ドル堅調推移、オーストラリアの景況感、住宅市場の改善で

先週の豪ドル・円は上昇。オーストラリアの企業景況感、消費者信頼感、住宅価格指数などが予想を上回ったこと、日本の消費増税延期・衆院解散総選挙観測を受けた円全面安の展開を受けて堅調に推移した。取引レンジ:98円78銭-101円92銭。

■豪準備銀行金融政策決定会合議事録に要注目

今週の豪ドル・円は、政策金利の据え置きが決定された豪準備銀行金融政策決定会合議事録に注目する展開となる。商品価格の下落によるオーストラリアのインフレ率の低迷を受けて、オーストラリア準備銀行による利上げ時期の先送り、あるいは利下げ観測が高まっている。しかしながら、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による豪ドル建て資産投資増額期待から対円レートの下値は限定的か。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・18日:11月豪準備銀行金融政策決定会合議事録

予想レンジ:99円50銭-103円50銭

《TN》

 提供:フィスコ

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