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【市況】富田隆弥の【CHART CLUB】 「抵抗線見ながらの彼岸相場」


日経平均株価はまた少し踊り場を挟んだものの、18日には1万6100円台と再び上値追い。下値抵抗線に沿う上昇を継続し、いよいよ大納会高値1万6320円が見えてきた。FOMCの早期利上げ観測や日銀黒田総裁の円安容認発言もあり、ドル円が108円80銭に急伸。こうなればハイテク主力株を主体に物色され、日経平均の躍進は難しくない。

◆スコットランド投票、アリババ上場、G20財務相会議など注目イベントが続くものの、消費税10%実現に向けて「安倍・黒田」の強力タッグ相場は続く。9月25日の配当取り、29日からの臨時国会に向け政策相場が続く可能性は十分だ。

◆とはいえ、テクニカルに過熱感が漂い、変化日集中の「彼岸」となり、下値抵抗線注視のスタンスも続く。その抵抗線を割るまで、個別株は買いで流れに乗るところだろう。

(9月18日 記)

「チャートブック週足集」No.1992より転載 情報提供:富田隆弥のチャートクラブ
(「株探」編集部)

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