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【市況】NY原油先物週間見通し:やや弱含みを予想、地政学的リスク緩和観測とガソリン需要


■NY原油先物
安値:92.50ドル
高値:95.14ドル
終値:93.65ドル
前週末比(騰落率):-1.75%

■下落、地政学的リスク緩和観測で供給不安解消

NY原油先物価格は下落した。リビアの原油輸出が再開されたこと、地政学的リスクへの警戒感がやや後退したこと、米エネルギー情報局統計で、原油在庫が予想を上回る減少幅を記録したものの、オクラホマ州クッシング原油在庫が増加したことで下落した。しかし、原油在庫の減少で下値は限定的だった。


■やや弱含みを予想、地政学的リスク緩和観測とガソリン需要

想定レンジ:91.00~96.00ドル

NY原油先物価格はやや弱含みに推移すると予想する。リビア最大の原油積出港が再開したこと、地政学的リスクの緩和観測が高まっていることで、弱含みに推移する見通し。26日のロシアとウクライナの首脳会談に注目する展開となる。米国のレーバーデー休暇に向けたガソリン需要の増加観測から下値は限定的か。

《TN》

 提供:フィスコ

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