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【市況】NY金先物週間見通し:横ばいか、米長期金利の動向が手掛かり材料に


■NY金先物
安値:1,312.10ドル
高値:1,346.80ドル
終値:1,337.40ドル
前週末比(騰落率):1.27%

■金先物は上昇、米早期利上げの思惑後退や欧州金融不安で

NY金先物相場は上昇。米早期利上げ観測が後退したこと、イラク、ウクライナ情勢の悪化に対する懸念が消えていないこと、ポルトガル大手銀行の金融不安が金先物の上昇を促した。ただし、11日のNYダウが反発したことで欧州発の金融危機への警戒感はやや低下し、安全逃避の金買いは一服した。


■横ばいか、米長期金利の動向が手掛かり材料に

想定レンジ:1,300.00~1,370.00ドル

NY金先物は横ばいとなる見込み。金買いにつながる新たな材料が提供されない場合、短期筋などの利食い売りが増える可能性がある。欧州発の金融不安に対する市場の警戒感はやや後退しており、米長期金利が上昇した場合、金先物の上値は重くなりそうだ。

《TN》

 提供:フィスコ

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