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【市況】NY金先物週間見通し:1300ドル前後でもみあいか、長期金利の上昇が重石に


■NY金先物
安値:1,310.00ドル
高値:1,334.90ドル
終値:1,320.60ドル
前週末比(騰落率):0.05%

■上昇一服、米長期金利の上昇が意識される

NY金先物は上昇一服。3日に発表された6月の米非農業部門雇用者数は大幅に増加し、失業率が予想外に低下したことを受けて、金売りが増加し、金先物の上昇を抑えた。また、米国株価指数が軒並み上昇し、ドル高・ユーロ安になったことも金相場の上昇を抑制する一因となった。


■1300ドル前後でもみあいか、長期金利の上昇が重石に

想定レンジ:1,270.00~1,370.00ドル

NY金先物は1300ドル前後でもみあいか。投資家は金ETFの保有を増やしているもようだが、米労働市場の改善を好感した株高の流れはしばらく続く見込み。米国の早期利上げ観測が再浮上していることも金相場の上昇を抑制する一因となりそうだ。

《TN》

 提供:フィスコ

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