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【市況】NY金先物週間見通し:下げ渋りか、長期金利の上げ渋りを意識


■NY金先物
安値:1,277.40ドル
高値:1,307.50ドル
終値:1,303.50ドル
前週末比(騰落率):0.71%

■やや強含み、長期金利の上げ渋りなどが意識される

金先物はやや強含み。ウクライナ問題に対する過度の懸念は後退し、安全逃避の金買いは縮小する場面があったが、4日発表の3月米雇用統計で非農業部門雇用者の伸びが市場予想を下回ったことを意識して金買いが活発になった。 米長期金利の上昇が抑制されていることも材料視されたようだ。


■下げ渋りか、長期金利の上げ渋りを意識

想定レンジ:1,250.00~1,350.00ドル

金先物は下げ渋りか。米労働市場は穏やかに改善しているとの見方は多いが、早期利上げの思惑は台頭していない。米国株式に対する強気な見方が多少後退していることや米長期金利の上昇は抑制されており、短期的には金先物は1280ドル近辺で下げ渋る可能性がある。

《FA》

 提供:フィスコ

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