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【材料】シーボン---第3四半期累計はすべての利益項目で2ケタ増益


シーボン<4926>は31日、2014年3月期第3四半期累計(2013年4-12月)決算を発表。売上高は前年同期比4.7%増の109.83億円、営業利益は52.0%増の9.01億円となった。経常利益は同46.6%増の9.49億円、四半期純利益は64.5%増の5.79億円と、すべての利益項目で2ケタ増益を記録した。

同社は2013年3月期から2015年3月期までの中期経営計画で「顧客数の拡大」を基本方針に据え、ブランド力の強化などによる新規顧客の開拓、顧客満足度の向上による既存顧客のロイヤルカスタマー化を推進。

第3四半期累計期間には9月に天王寺店をオープンして西日本の販売店網を強化、直営店舗は合計108店舗となった。また、東京スカイツリーなど話題のスポットでのプロモーション活動で新規顧客の獲得や認知度向上に尽力。既存顧客に対しては各種キャンペーンやポイントシステムの充実、エイジングコントロールを目指したハイエンド・スキンケア『AC4シリーズ』を新発売した。

また、31日には美白用パック「フェイシャリストホワイト ブライトアップマスクS」の発売を発表。肌トラブルを的確にケアするスペシャルトリートメントパックの製品ラインナップを充実させた。

通期については、売上高が前期比4.1%増の147.32億円、営業利益が29.5%増の11.35億円、経常利益が29.3%増の12.02億円、純利益が42.2%増の7.01億円という会社計画を据え置いた。第3四半期累計期間の営業利益の進捗率は79.4%。

シーボンはスキンケア製品を中心とする化粧品、医薬部外品、美容器具などの製造販売、輸出入事業を展開。化粧品の「研究開発」、「製造」、「販売」のみならず、販売後の「アフターサービス」まで自社で一貫して手掛ける。特にアフターサービスの提供は同社独自の付加価値であり、リピート需要や顧客との長期コミュニケーションを実現している。

《FA》

 提供:フィスコ

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