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【材料】大日本住友製薬が続伸、ヘリオスとiPS医薬品の開発会社設立

 2日、大日本住友 <4506> が理化学研究所が認定するバイオベンチャーのヘリオス(非上場)と加齢黄斑変性などの眼疾患を対象としたiPS細胞由来の網膜色素上皮細胞(RPE細胞)を用いた国内における共同開発契約を締結したと発表したことが買い材料視された。14年2月にも折半出資でiPS細胞を活用した医薬品開発の合弁会社を設立する予定。

 本契約に基づき、両社は、iPS細胞由来RPE細胞を細胞医薬品として、国内での早期の使用に向けて臨床試験着手や新薬事法下での加齢黄斑変性などの疾患を適応症とする製造販売承認取得を目指す。

 同社は最大で52億円の開発費用を負担し、ヘリオスが製造販売承認の取得と販売を行う。合弁会社による再生医療の育成に期待した買いが向かった。
(「株探」編集部)

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