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【材料】日本ドライケミカルが大幅反落、公募増資と株式売り出しを嫌気

 11月29日、日本ドライ <1909> [東証2]が14万0900株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限9万0700株の第三者割当増資を実施するほか、自己株処分による46万4400株の株式売り出しを発表したことが売り材料視された。

 新株発行が発行済み株式数の7.5%となり、株式価値の希薄化や株式需給悪化が嫌気された。

 発行価格は12月9日から12日までのいずれかの日に決定。調達資金約15億3000万円は、千葉工場の物流倉庫の新設や実験棟の新改築などに充てるほか、連結子会社への投融資などに充当する。

 同時に、12月20日付での東証1部への指定替えを発表したが、買い材料視されなかった。
(「株探」編集部)

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