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【特集】フルスピード Research Memo(1):成長領域のアドネットワーク事業が収益拡大を牽引


フルスピード<2159>は、リスティング広告・検索エンジン最適化サービス(SEO)等のインターネット広告代理店事業、自社開発で展開するアフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)事業・DSP広告といったアドネットワーク事業が収益の2本柱。自社開発サービスを強化することで、同業と比べて高い利益率であることが特色の技術系インターネット広告代理店。2016年4月期に売上高14,000百万円、営業利益1,000百万円を目指す。

9月12日付で発表された2014年4月期第1四半期(2013年5-7月期)の連結業績は売上高が前年同期比9.3%増、営業利益が同86.4%増と増収増益だった。ASP事業を中心とするアドネットワーク事業の売上高、セグメント利益がともに同40%を上回る伸びとなったのが主因だ。8月以降もASP事業の好調が続いているほか、第1四半期より提供を開始した「AdMatrix(アドマトリックス)」シリーズの新サービスで契約件数が順調に伸びるなど、引き続き業績は堅調に推移していることから、第2四半期累計並びに通期業績は会社計画を上回る可能性が高いと弊社ではみている。

新中期計画で、同社は「アドテクノロジー企業」への転換を目標に掲げている。アドテクノロジー分野において自社開発サービスを拡充することで、事業全体の粗利率を高めるとともに、この新規事業による顧客層を拡大しながら、既存事業であるインターネット広告代理店事業とのシナジーを高め、収益拡大を目指していく成長戦略を描いている。

第1四半期は、自社開発サービスであるASP事業が収益拡大を牽引するとともに、クライアントの広告予算の最適運用を実現する「AdMatrix DSP」「AdMatrix 3PAS」のサービス稼働が開始するなど、新中期計画の滑り出しも順調であったと言える。


★Check Point

・第1四半期決算は会社計画(上期・通期)に対して非常に高い進捗
・成長領域であるアドネットワーク事業が著しく成長
・14年4月期決算は計画上振れの可能性も


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤譲)

《NT》

 提供:フィスコ

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