タカショー、今期経常を一転58％減益に下方修正、配当も6円減額

ッキ関連商品ならびにソーラーライト関連商品の新商品を投入したことにより販売が増加したものの、取引先における在庫調整等の影響で木製品関連商品の販売が減少したことにより、当初予想の売上高を下回る見込みとなりました。　また、海外展開におきましては、売上拡大を目的としてグローバルスタンダードアイテム（海外販売商品の定番化）を進める中、前年より新規連結となった販売子会社が順調に売上を伸ばすものの、ヨーロッパの異常気象の影響やその他地域における得意先の発注時期の遅れ等の影響により当初予想の売上高を下回る見込みとなりました。　営業利益においては、販売費及び一般管理費が減少したものの売上高の減少の影響により計画を下回る見込みとなっております。さらに為替変動の影響により経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても、前回予想値よりも減少する見込みであります。　通期の業績におきましては、第２四半期連結累計期間の業績の影響によるものと、下期に入り円高基調で為替が推移すると予想することから、外貨建て債権の時価評価における為替差損の増加ならびに海外子会社の業績の邦貨換算による減少により、当初予定の利益水準は下回るものの、当社グループでは国内においてエクステリア市場向け新商品の投入およびショールームの整備等、販売活動の強化ならびに新工場の建設等、製造設備の拡大を図って参ります。さらに海外においては、自社工場の生産体制の強化により海外市場への売上拡大、利益向上に向け邁進して参ります。

　　平成29年１月期の期末配当予想につきましては、当社では株主の皆様への利益還元を重要な経営課題のひとつと考えており、年間配当性向30％を目標としておりますが、通期連結業績予想を上記のとおり下方修正したことに伴い、誠に遺憾ではございますが、期末配当予想を１株当たり６円へと修正させていただきます。