巴川製紙所 <
3878> が8月10日後場(14:00)に決算を発表。17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は1億7500万円の赤字(前年同期は9700万円の黒字)に転落した。
併せて、4-9月期(上期)の同損益を従来予想のトントン→3億5000万円の赤字(前年同期は1億3300万円の黒字)に下方修正した。
上期業績の悪化に伴い、通期の同損益を従来予想の4億円の黒字→2億円の黒字(前期は1800万円の赤字)に50.0%下方修正した。
直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の1.2%→-1.2%に悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
第2四半期および通期業績予想につきましては、急激な円高の進行と先行きの不透明感を踏まえ、まず前提となるドル円レートを当初の115円から100円に修正したことにより、円建て収入の減少が見込まれること、並びに最終製品の動きが低迷しているディスプレイ関連事業についても引き続き厳しい状況が継続することが想定され、既存製品の拡販、新製品の投入等だけでなく生産性向上
»続く
施策、コストダウン施策を着実に進めるものの売上高の減少等、一定の業績への影響は不可避であると見込んでおります。 こうした点を踏まえて、年初想定の売上高350億円を330億円に、営業利益5億円および経常利益4億円を夫々3億円と2億円に下方修正し、親会社株主に帰属する当期純利益については、据え置きの5千万円と見通しを修正することといたしました。なお、期末配当につきましては変更ありません。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。