ワキタ <
8125> が7月8日大引け後(15:30)に決算を発表。17年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比30.8%減の16.7億円に落ち込んだ。
併せて、通期の同利益を従来予想の66億円→54億円(前期は69億円)に18.2%下方修正し、減益率が4.4%減→21.8%減に拡大する見通しとなった。
同時に、3-8月期(上期)の同利益を従来予想の36億円→28億円(前年同期は39.9億円)に22.2%下方修正し、減益率が9.8%減→29.9%減に拡大する見通しとなった。
直近3ヵ月の実績である3-5月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の15.5%→10.9%に低下した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
1.連結業績予想 (1) 第2四半期 当第2四半期連結累計期間における業績は、当社グループ主力事業である建機事業におきましては、首都圏での建機需要は前年同期より伸長するものと見込まれますが、全国的には公共事業の減少や予算執行の遅延等により市況は停滞しており、賃貸部門での保有機械の稼働率低下や減価償却費等の原価の高止まり、また販売部門での競争激化等もあり
»続く
、引続き厳しい事業環境を予想しております。 また、下記の特別損失745百万円の計上等もあり、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも前回発表予想を下回る見込みであります。 (2) 通期 通期におきましても、当第2四半期の業績の状況を踏まえ、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益について修正を行うものであります。2.個別業績予想 第2四半期、通期とも連結業績予想の修正と同様の理由により修正しております。● 特別損失の計上について 平成28年5月26日付にて退任しました取締役5名及び監査役1名に対し、役員退職慰労金を支給するため、役員退職慰労引当金として既に計上済みの685百万円を除く745百万円を平成29年2月期 第1四半期において特別損失として計上することとなりました。 なお、役員退職慰労金支給額は、当社の役員退職慰労金規程に基づき算出された金額であります。 ● 配当金について 平成29年2月期の期末配当につきましては、1株当たり30円を予想しており、前回発表から変更ありません。 ※ 上記の業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、 実際の業績は、今後様々な要因によって、予想数値と異なる場合があります。