新電元 <
6844> が11月6日大引け後(15:30)に決算を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比29.6%減の32億円に減り、従来予想の41億円を下回って着地。
併せて、通期の同利益を従来予想の93億円→43億円(前期は78.6億円)に53.8%下方修正し、一転して45.3%減益見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比66.9%減の10.9億円に大きく落ち込む見通しとなった。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比29.1%減の13.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の8.5%→6.2%に悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
中国の景気減速などにより軟調に推移する半導体需要や、電力の買取り価格引き下げなどの影響を受ける太陽光発電関連は、下半期も回復が見込みにくい状況にあります。アジア二輪車市場においては、新機種投入によるシェア向上などプラス効果がある一方、夏以降に急速に進んだアジア通貨安を受け、その為替レートの影響を慎重に見極めた結果、売上高、利益ともに前回発表予想を下回る見
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込みとなりましたので、上記のとおり業績予想を修正いたします。 当社はかかる状況下において、引き続き今後の成長戦略の柱となる製品群への投資を行い、早期に製品を市場投入することで、収益向上に努めてまいる所存です。なお、為替レートは、1米ドル=115円を前提としております。※ 上記予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は様々な要因によって予想値と異なる可能性があることにご留意ください。