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【通貨】外為サマリー:一時151円60銭台に軟化、株安でリスク回避のドル売り流入

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=151円72銭前後と前日の午後5時時点に比べて20銭弱のドル安・円高となっている。

 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円76銭前後と前日に比べて6銭程度のドル安・円高で取引を終えた。一部で「日銀は25~26日に開く金融政策決定会合で、24年度の消費者物価見通しの上方修正を議論する公算が大きい」と報じられ、日銀の追加利上げが意識されたことから151円57銭まで軟化する場面があった。

 ただ、10日に発表される3月の米消費者物価指数(CPI)を控えて積極的には持ち高を傾けにくく、この日の東京市場のドル円相場は模様眺めムードが広がりやすくなっている。日経平均株価の下落を受けたリスク回避目的のドル売り・円買いで一時151円68銭まで下押したものの、その後は151円70銭台に下げ渋っている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0857ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0004ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=164円73銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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