【市況】２１日の米株式市場の概況、主要３指数は最高値更新　半導体株上昇でリスクオン

　２１日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比２６９．２４ドル高の３万９７８１．３７ドルと４日続伸した。決算発表を受けてマイクロン・テクノロジー<MU>が急伸。半導体株全般に買いの流れが波及し、投資家心理を上向かせた。リスク選好姿勢が強まるなかで、ナスダック総合株価指数、Ｓ＆Ｐ５００種株価指数を含む主要３指数はそろって最高値を更新した。

　ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やＪＰモルガン・チェース<JPM>が買われ、ホーム・デポ<HD>とキャタピラー<CAT>が上昇。ゲス<GES>が急伸した。半面、アップル<AAPL>が大きく水準を切り下げ、アクセンチュア<ACN>とチューイー<CHWY>、スパイア・グローバル<SPIR>が急落した。

　ナスダック総合株価指数は３２．４２８ポイント高の１万６４０１．８３６と４日続伸した。エヌビディア<NVDA>が上昇し、ブロードコム<AVGO>やアプライド・マテリアルズ<AMAT>、ラム・リサーチ<LRCX>が堅調推移。イルミナ<ILMN>が高い。一方、テスラ<TSLA>とアルファベット<GOOG>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>は冴えない展開となった。

出所：MINKABU PRESS